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テクニカル指標を学ぼう!一目均衡表編(その1)

一目均衡表は、線と雲を用いてマーケットの方向性を判断するテクニカル指標です。

一目均衡表の特徴は、時間軸を重視している点にあります。その点で「雲」という存在があります。

雲は、先行スパン1と先行スパン2、それに遅行スパンで構成されています。

とくに重視すべきは2つの先行スパンです。

先行スパン1は、転換線と基準線の中間値を26日先に記入したものであり、先行スパン2は、52日間の高値と安値の中間値を26日先に記入したものです。

この、先行スパン1と2の間の空間を「雲」と呼びます。

この雲が、FXにおける上値抵抗帯になったり、下値支持帯になります。

つまりFXのチャートが、雲よりも上に突き抜ければ上昇トレンドへ転換したと判断できますし、下へ突き抜ければ下落トレンドと判断できます。

一目均衡表においても、5分足チャートでは1日に数回雲を上下に突き抜けます。

つまり何度もダマシがあります。

しかし、1時間足チャートや2時間足チャートになると、一度雲を突き抜ければトレンドが持続しますので、バイナリーオプションで一目均衡表の雲を判断材料にするには、時間足チャートを用いるのが有効です。

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