テクニカル指標を学ぼう!一目均衡表編(その2)
2017年6月16日
一目均衡表には、転換線と基準線が存在し、この2つの線の動きでマーケットのトレンド転換を判断できます。
転換線とは、過去9日間の高値と安値の中間値の推移を示し、基準線とは過去26日間の高値と安値の中間値の推移を示しています。
したがって、基準線が横ばいの形となっているときはマーケットに方向感がないことを示しています。
そして、基準線が右肩上がりの形を示せば、マーケットが上昇トレンドとなっており、右肩下がりであればマーケットは下落トレンドとなっていることを示しています。
また、転換線が基準線を下から上に抜けることを「好転」といいますが、これはマーケットが上昇トレンドへ転換したシグナルとされています。
逆に転換線が基準線を上から下に抜けることを「逆転」といって、マーケットが下落トレンドへ転換したシグナルとされています。
週足チャートや日足チャートにおいては、一目均衡表の転換線と基準線におけるトレンド転換は持続的ですが、分足チャートでは頻繁にトレンド転換が発生してダマシにあいます。
このためバイナリーオプションで売買判断をするには、時間足チャートの一目均衡表を使えばダマシにあう確率はかなり低下します。